識名園

識名園

●識名園【しきなえん】/那覇市
1976.1.30国指定

識名園は、琉球王家最大の別邸で、国王一家の保養や外国使臣の接待などに利用されました。

王家の別邸は、17世紀の後半、首里の崎山村に(現在の首里崎山町)に御茶屋御殿【ウチャヤウドゥン】

かつくられました。首里城の東に位置したので、御茶屋御殿は「東苑」とも呼ばれました

識名園は、首里城の南にあるので「南苑」と呼ばれました
正門 ●正門
この門は、国王一家や
冊封使などが出入りされた、
正門です
高台からの眺め ここからは、南部の
南風原町や東風平町が
見下ろせる
ガラサームイ ●ガラサームイ
この丘の上には
昔大きな松の木があり
そこによくカラスが集まっていたので
ガラサームイと呼ばれたそうです
勧耕台碑 ●勧耕台碑【かんこうだいひ】
「勧耕台碑」は、
1838年に尚育王の冊封正使
林鴻年【りんこうねん】が題したもので
手入れの行き届いた田畑を見て
王が心から人々を励ましていると
たたえたものです
船揚場 ●船揚場【ふなあげば】
池にうかべる船を
揚げるところでした
石橋 ●石橋
池の中に配された島に
大小の二つの石橋が
かけられています
石橋 ●石橋
橋の中央が高くなった
アーチ橋で、中国風の
デザインです
番屋 ●番屋【ばんや】
六角堂 ●六角堂【ろっかくどう】
池に浮かぶ島につくられた
六角形のあずまやです
屋根の形や瓦を黒く色付け
しているところに、中国的な趣を
感じさせます
御殿 ●御殿【うどぅん】
御殿は
赤瓦屋根の木造建築で
住時の上流階級のみに
許された格式あるつくりです
雨端などに民家風の趣を取り入れています
御殿 ●御殿【うどぅん】
明治末期から大正時代のはじめごろ
増改築がなされました
総面積は525u(約159坪)です
冊封使を迎えた一番座
それに連なる二番座、三番座
台所、茶の間
前の一番座、前の二番座など
15も部屋がありました
育徳泉 ●育徳泉【いくとくせん】
ここは、清冽な水をたたえ
池の水の源の一つにもなっている
琉球石灰岩を沖縄独特の
「あいかた積み」にして
巧みな曲線が優しい美しさを
感じさせる

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