壺屋まーい


「焼物」のことを沖縄では「やちむん」と言う。

壺屋は沖縄を代表する焼物の町。17世紀に琉球王府が、各地に点在していた陶窯を

この地に統合したことから、やがて焼物の一大生産地となった。

壺屋焼には釉薬(うわぐすり)を使った「上焼」と使わない「荒焼」とがあり、

それぞれの持ち味があり、独特の素朴な手触りや温かさなどから、今でも多くの人に愛用されている。

壺屋には今でも20軒近くの陶房や窯元、直売店があり、茶碗や皿、急須、酒器、甕、

魔除のシーサーなどをつくっている。

赤瓦屋根の静かな町並みを歩いていると、どこからともなくロクロを回す音が聞こえてくる。

●壺屋入り口
●壺屋やちむん通り【つぼややちむんどおり】
通りには沖縄ならではの
琉球石灰岩が敷き詰められ
歴史と風情が感じられる。
日常的に使う素朴な焼き物を売っている
●東ヌカー【あがりぬかー】
壺屋の村ガーの一つ。
村の東にあるから東ヌカー。(笑)
入り口のシーサーの後ろにある。
●東ヌ窯【あがりぬかま】
釉薬かけて色づけや細工を施した上焼を
焼いた登り窯
●壺屋の小径
●壺屋の小径のシーサー
小径の通りに僕は隠れているよ
探せるかな(笑)
●大川【うふがー】
村ガーのひとつ。
拝所を拝んでまわるときには、
ここで下ヌカーと城岳方面へ
行くコースとわかれるんだよ。
●南窯「喫茶」【ふぇーぬかま】
指定文化財の登り窯に併設されたギャラリー
&喫茶店。店内では、ここで焼かれた荒焼きの
品々が並べられ販売もしている
素朴な焼き物で飲むコーヒーは、格別。
営業時間9時〜19時30分
098-861-6404
●南ヌ窯【ふぇーぬかま】
1973.3.19県指定
壺屋には、上焼き、アカムヌー、
そして荒焼きの3種類の焼き方の製品がある
ここの窯は、
荒焼きを焼くための窯の一つで
王様から拝領した窯。
●直売の店
いくつもの直売店があるので
色々回って、お気に入りの物を
探してみるのも、いいかも
●厨子かめ
今で言う「骨壺」なんだけど
昔は、風葬にして、骨を洗骨して
厨子かめに入れて墓に入れていた
●北の宮【にしのめー】
壺屋の拝所の一つで
ニシヌメーと呼ばれている
北の窯の前っていう意味
●番所ガー【ばんしょがー】
ホテルの中に手押しポンプが・・・
これが番所ガー。
昔、役人が番所で一休みする時に
ここの井戸を利用した。
●焼物博物館
壺屋焼を代表とする
沖縄やアジア各地の焼物の展示
壺屋焼きの歴史、技法
製作工程などの展示している。
開館時間10時〜18時
入館料315円
098-862-3761

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